心理学者のクランボルツさんが提唱している、キャリア理論の一つです。
目的・目標を決めて、こうあるべき、こうありたいと思い邁進する日々かと思いますが、外部環境の変化が多い世の中で、必ずしも努力してきたことが目的・目標達成につながるとは限りません。
そんなときに「何をしたいかという目的意識に固執すると、目の前に訪れた想定外のチャンスを見逃しかねない」ということを説いています。
私自身の今回の休職・退職はまさに外部環境に左右され、目的とは外れたキャリアを歩むことになりました。
そんな中でも、日々の生活の中で、目の前に訪れた想定外のチャンスを掴み前向きに挑戦することで新たなキャリアにつながっていくということを説いています。
偶発的なものを、あたかも計画的だったかのように自分のものにしていく。
そのために必要な行動のスタンスは下の5つです。
中でも私は、3の楽観性がとても大事だと考えています。
<計画的偶発性を起こす行動特性>
- 好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける
- 持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力する
- 楽観性(Optimism):何事もポジティブに考える
- 柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる
- 冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する
真面目に一生懸命な生活を送っていればいるほど、楽観性が欠落し、好奇心や柔軟性もなくなります。特に40代って、今まで積み上げてきたものもあるし、家族や子育てをしている人にとってはコミュニティが増えて、ママ友などという様々な価値観の友達ができますよね。
「あるべき」に囚われすぎず、まずはやってみよう、生きているだけでも幸せだと思ってふっと心に深呼吸をするくらいがちょうどよいと思います。
チャンスの女神は前髪しかない、とも言いますね。
チャンスの女神は全速力で走っていきます。さらには後ろ髪はなく、前髪しかありません。チャンスの神様を掴むためには、走ってきた前髪を一瞬で掴み取るしかないのです。
チャンスをしっかりと掴めるように、日々前向きに、好奇心旺盛に、しなやかに生きたいものです。
未来と自分は変えられる!ではまた〜
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